コンビニやドラッグストアなどでスマホだけで使えるQUOカードPay(クオカードペイ)。株主優待では紙の「QUOカード」が定番ですが、最近は「URLで受け取れるQUOカードPay」を採用する企業が増えています。本記事ではQUOカードPayがもらえる株主優待銘柄一覧【2026年6月最新・12銘柄】をはじめ、使い方・受け取り方/QUOカードとの違い/注意点をまとめて解説します。
「QUOカード」「QUOカードPay」は株式会社クオカードのサービス名称です。
Amazonギフトカードがもらえる株主優待一覧の記事もあわせてご確認ください。

この記事の要点
- QUOカードPayは有効期限(発行日から最長3年)がある一方、紙のQUOカードは原則有効期限がありません。まず「期限の考え方」が最大の違いです。
- QUOカードPayと紙のQUOカードは、加盟店・有効期限・管理方法が大きく異なります。さらに同じチェーンでも一部店舗・有人レジのみなど例外がある場合があります。事前に公式サイトの加盟店リストを確認しましょう。
- QUOカードPayの「受取期限(申込期限)」と「有効期限(利用期限)」は別物。案内が届いたら、まず受取(発行)まで済ませるのが安全です。
- QUOカードPayはコンビニ/ドラッグストア/飲食店など日常使いしやすい一方、通販などWeb上の決済には使えません。
- 株主優待では「QUOカードPayのみ」の銘柄と、「QUOカード/QUOカードPayを選択」できる銘柄、さらにデジタルギフトから交換する銘柄があります。
- スマホ必須のため、家族のスマホ保有状況・期限管理が重要。アプリに保存すると残高の合算管理が可能ですが、保有可能残高の上限20万円にも注意しましょう。
- ユニクロ/GUは有人レジのみなど、同じチェーンでも例外があるため、利用前に公式の「使えるお店」を確認すると安心です。
QUOカードPayとは?(基本仕様と株主優待での位置づけ)
QUOカードPay(クオカードペイ)は、URLやQRコードから受け取ってスマホ画面にバーコードを表示し、加盟店のレジで読み取ってもらうデジタル式のギフトです。専用アプリがなくても、届いたURLをブラウザで開くだけで使えるのが特徴で、コンビニ・ドラッグストア・飲食店・家電量販店など、日常使いしやすい店舗で利用できます。
株主優待では、従来の紙のQUOカードと同様に受け取りやすい金券として採用されています。中には、長期保有で金額が増額されたり、QUOカードかQUOカードPayを選択できる銘柄もあります。
参考リンク(公式):QUOカードPayの使い方/アプリの保存(合算)機能の上限20万円
QUOカードPayがもらえる株主優待銘柄一覧【2026年6月・12銘柄】
2026年6月25日時点で、「QUOカードPayが株主優待でもらえる12銘柄」を横並び比較できるように整理しました。権利確定月、長期(継続保有)条件も一目で把握できます。
なお、(3674)オークファン、(6433)ヒーハイストは優待の形態としてはデジタルギフトですが、交換先としてQUOカードPayを予定しているとIRに記載されているため、本一覧にも掲載しています。
オークファン公式IRリンク:2025.8.14 株主優待制度の一部変更(拡充)に関するお知らせ
ヒーハイスト公式IRリンク:2025.11.12 株主優待制度の内容変更に関するお知らせ
前提条件
- 継続保有条件列:QUOカードPayをもらうのに株式の継続保有が必要な場合はその期間を記載。
- 長期優遇列:株式を長期保有によりQUOカードPayが増額する場合はその期間と金額を記載。
- 選択式や複数株主優待がある場合は、QUOカードPayのみ記載。
| コード | 銘柄 | 権利月 | 株主優待内容(期単位) | 継続保有条件 | 長期優遇 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1783 | fantasista | 9月 | 1,000株1,000円 | - | - | QUOカードPay以外の株主優待もあり |
| 2737 | トーメンデバイス | 9月 | 100株2,000円/200株3,000円/500株5,000円/5,000株10,000円 | - | 3年以上/200株2,000円/500株3,000円/5,000株5,000円 | 優待は複数から選択制。QUOカードPayはWeb申込限定。 |
| 3469 | デュアルタップ | 6月 | 100株4,000円 | - | 1年以上5,000円 | |
| 3544 | サツドラホールディングス | 5月(15日) | 100株500円/300株1,500円/900株3,000円/4,500株10,000円 | - | - | TOB成立を条件に2026年5月15日基準日の実施を最後に、株主優待制度は廃止予定。優待は保有株数に応じて「2つ選択」。QUOカードPayはオンライン申込限定の選択肢。 |
| 3674 | オークファン | 9月 | 300株1,000円/500株3,000円/1,000株7,500円 | - | 1年以上/300株1,500円/500株5,000円/1,000株12,000円 | 2026年9月権利分よりプライベートブランドの15%割引クーポンコードを新たに贈呈 |
| 4616 | 川上塗料 | 11月 | 100株3,000円 | 1年以上 | - | 2025年11月のみ継続保有条件なし |
| 5906 | エムケー精工 | 3月(20日) | 100株500円/1,000株4,000円 | - | 2年以上100株1,000円 | 2026/1/30ホテル宿泊優待券から変更。500株以上はオリジナルカタログギフトあり。権利確定日は3月20日(3月末ではない)。適用日は2026年3月20日。長期判定は2024年3月20に遡って適用。 |
| 5971 | 共和工業所 | 4月 | 100株1,000円 | - | - | |
| 6433 | ヒーハイスト | 3月 | 1,000株5,000円 | 1年以上 | - | 2026年3月より「QUOカード」→「デジタルギフト(QUOカードPayの予定)」に変更。2026年3月のみ継続保有条件なし |
| 7800 | アミファ | 9月 | 100株1,000円/1,000株3,000円 | 3年以上 | - | |
| 8917 | ファースト住建 | 4月・10月(QuoカードPayの実績は2025年10月のみ) | 100株500円 | 1年以上 | - | 100株以上は2026年4月はQuoカード。2025年10月はQuoカードPay。それ以前はQuoカード。300株以上は優待商品(手延そうめんセットなど)。 |
| 9322 | 川西倉庫 | 3月・9月 | 100株500円 | - | 3年以上1,500円/5年以上2,000円 | 2025年3月より「QUOカード」→「QUOカードPay」に変更 |
権利確定日が月末以外の銘柄に注意(基準日・権利付き最終日の確認)
株主優待の権利確定日(基準日)は「月末」とは限りません。月末だと思い込むと、買う日を1日でも間違えて優待を取り逃す原因になりますのでご注意ください。
- (5906)エムケー精工は3月20日が権利確定日(3月末ではない点に注意)
- (3544)サツドラホールディングスは5月15日が権利確定日(5月末ではない点に注意)
※サツドラホールディングスは2026年8月以降、TOBの成立を条件に上場廃止します - (8917)ファースト住建・(9322)川西倉庫など、年2回(4月末・10月末、3月末・9月末)権利確定する銘柄は、各期の権利付き最終日をその都度確認してください。
QUOカードPay優待の受け取り方・使い方(一般的な流れ)
企業ごとに細部は異なりますが、株主優待としてのQUOカードPayは、概ね次のようなステップで受け取って利用します。
権利確定後、おおむね2〜4カ月後を目安に「株主優待のご案内」や「優待カタログ」、または「定時株主総会決議ご通知」などに同封される形で、QUOカードPay優待に関する案内が郵送されます(銘柄・企業のスケジュールにより前後します)。封筒の中に、QUOカードPayに関する案内とQRコード/WEB申込用URLが記載されているのが一般的です。
申込(受取)期間が決まっている場合は、その期限を過ぎると権利が消えるため要注意です。
案内に印刷されているQRコードをスマホで読み取るか、記載されているURLにアクセスします。
手続きが完了すると、QUOカードPayのバリューコード(URL)が表示されるか、メールアドレスを入力した場合はメールでURLが送られてきます。URLをブラウザで開くと、残高とバーコードが表示され、すぐに利用できます。
頻繁に利用する場合は、公式アプリに保存しておくと、複数のQUOカードPay残高をまとめて管理でき、有効期限の確認もしやすくなります。
店頭でQUOカードPayのバリューコード(URL)を開き、バーコードを提示して読み取ってもらうと支払いができます。
QUOカードPayの受取期限(申込期限)と利用期限(有効期限)は企業・発行回によって異なります。
案内に記載された受取期限を過ぎるとQUOカードPay自体を発行できなくなり、有効期限を過ぎると残高を利用できなくなります。封筒を開けたら早めに申込~利用まで終えてしまうのがおすすめです。
QUOカードPayが使えるお店は?【コンビニ・ドラッグストア・家電量販店など】
QUOカードPayは、コンビニ・ドラッグストア・飲食店・家電量販店・書店など幅広いジャンルで使えます。ただし、同じチェーンでも一部店舗が対象外だったり、有人レジのみ(セルフレジ不可)といった一部例外もあります。事前に加盟店と対象外店舗の有無は公式サイトで確認しておくと安心です。
下記はQUOカードPayが使える店舗の2026年6月25日時点一例です。
- コンビニ:ローソン、セブンイレブン、ミニストップ、セイコーマートなど
- ドラッグストア:マツモトキヨシ、ウエルシア、サンドラッグ、スギ薬局、ココカラファインなど
- 飲食店:吉野家、松屋、くら寿司、スシロー、デニーズ、ドトールコーヒーなど
- ファッション:シュープラザ、チヨダ、東京靴流通センター、AOKI、洋服の青山、ユニクロ(有人レジ)、GU(有人レジ)など
- 家電量販店:エディオン、ケーズデンキ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップなど
- 書店:TSUTAYA、紀伊国屋書店、丸善、ジュンク堂書店、有隣堂、三省堂書店など
QUOカードPay加盟店でも利用できない場合がある典型例
- 加盟店が指定している一部店舗
- ショッピングモールやデパートなどに入っている一部店舗
- 有人レジ限定のブランド(例:ユニクロ/GUは有人レジのみ)
- セルフレジでは利用できない/併用できない場合がある
- Web(通販)の支払いには使えない
QUOカードとQUOカードPayの違い・比較(一覧表)
同じ「QUO」と名のつくギフトですが、紙のQUOカードとQUOカードPayは加盟店・有効期限・管理方法が大きく異なります。それぞれの違いを表に整理しました。
有効期限を気にせず長く寝かせたいなら紙のQUOカード、日常の少額決済でこまめに使い切りたいならQUOカードPayが向いています。
| 項目 | QUOカード(紙) | QUOカードPay |
|---|---|---|
| 形態 | 磁気カード(プリペイドカード) | デジタル型ギフト(URL/QRコード) |
| 利用方法 | カードをレジで渡して読み取り | スマホ画面にバーコードを表示して読み取り |
| 有効期限 | 原則有効期限なし | 多くは発行から3年など期限あり |
| 使える店舗 | コンビニ・書店・ファミレスなど全国の加盟店(加盟店数は多い) | コンビニ・ドラッグストア・家電量販店など、別ラインの加盟店(順次拡大中) |
| 残高確認 | レシートやカードの穴あきの状態で確認 | URL先の画面やアプリで確認 |
| 残高合算 | カードごとに残高管理されており合算不可(複数同時利用はOK) | ・URLだけで使う場合はコードごとに残高管理(合算不可/複数同時利用はOK) ・専用アプリであれば、保存機能で複数コードの残高を合算可能(上限20万円) |
| 家族への渡しやすさ | カードを手渡しするだけでOK | ・URLを連絡するだけでOK ・スマホを持たない家族には使いづらい |
| 紛失リスク | カード紛失で残高を失う可能性 | スマホ自体にロックをかけていれば、第三者に使われるリスクは抑えやすい |
| 株主優待での扱い | 従来から定番の優待品で採用企業が多い | ・比較的新しめで採用企業は少なめ ・デジタルギフトから交換するパターンもあり |
- 紙のQUOカードとQUOカードPayは加盟店ラインが別なので、事前に公式サイトの加盟店リストを確認しましょう。
- QUOカードPayには有効期限があるため、大量にもらった場合は計画的に消化するのがおすすめです。
株主優待でQUOカードPayがもらえる銘柄ピックアップ(2026年6月時点)
「株主優待でQUOカードPayがもらえる銘柄」の中から、配当+優待のバランスを考慮して、3銘柄を選びました。2026年6月25日時点の情報をもとにしています。
川西倉庫(9322):特別配当込みの高利回り+QUOカードPay(長期優遇あり)
- 株主優待(100株):QUOカードPay 500円×年2回(合計1,000円)。3年以上で1回1,500円(年間3,000円)、5年以上で1回2,000円(年間4,000円)へ増額。
- 配当(2027年3月期予想):普通配当30円+特別配当100円=年間130.00円(会社予想)。2026年6月25日の終値(2,294円)ベースでの予想配当利回りは約5.7%が目安です。
- 業績・リスク面:直近の通期決算では減益となっています。また、特別配当(1株100円)は会社側から「2028年3月期まで」の実施予定と期限付きで発表されています。長期保有優遇を狙う場合でも、特別配当終了後の配当水準には注意が必要です。
- 向く人:期限付きの高配当を享受しつつ、配当+優待を「制度どおり積み上げる」前提で、長期優遇(3年・5年)を取りにいける人。
デュアルタップ(3469):少額投資で高額QUOカードPay(長期優遇あり)
- 株主優待(100株):QUOカードPay 4,000円分(年1回・6月末)。1年以上継続保有で5,000円分へ増額。
- 配当(2026年6月期予想):1株当たり年間配当は12.50円。優待利回りが高く、2026年6月25日の終値(1,019円)ベースで配当+優待の総合利回りは約5.2%となります。
- 業績・リスク面:総合利回りの大部分を「優待」が占めているため、業績や優待制度の変更・廃止が発表された場合、株価が大きく変動する可能性があります。不動産業界特有の業績変動の波にも注意が必要です。
- 向く人:約10万円の少額投資でまとまった額面の優待をガッツリ楽しみたい人で、優待制度変更による株価変動リスクを許容できる人。
トーメンデバイス(2737):大幅増配の高配当+QUOカードPay等から選べる優待
- 株主優待(100株):年1回(9月末)。QUOカードまたはQUOカードPay 2,000円分、健康オイル詰め合わせ、日本赤十字社への寄付の中から1品を選択。※長期保有優遇(3年以上継続保有)による追加贈呈は200株以上からが対象となります。
- 配当(2027年3月期予想):1株当たり年間配当は600.00円(会社予想)。2026年6月25日の終値(18,610円)ベースの予想配当利回りは約3.2%が目安です。
- 業績・リスク面:直近の決算では好業績を背景に大幅な増配を発表しており、足元の株価は急騰しています。サムスン電子製の半導体を中心とする専門商社のため、半導体市況の波(シリコンサイクル)や為替変動の影響を強く受けます。業績変動に伴う減配リスクや、直近の株価急騰による高値掴みのリスクには注意が必要です。
- 向く人:半導体商社の業績変動リスクを許容しつつ、高い配当金によるインカムゲインを狙いたい人。また、1単元(100株)で約180万円以上のまとまった投資資金が必要となるため、資金に余裕がある人向けです。
本章は2026年6月25日時点の公開情報(株価、決算短信、配当予想等)をもとに作成しています。株主優待・配当は企業の業績等により変更・廃止される可能性があり、将来の利回りを保証するものではありません。特定銘柄の売買を推奨するものではありませんので、最終判断はご自身でお願いします。
デジタルギフトからQUOカードPayへ交換
「デジタルギフト」は、指定された金額を受取用のURL/QRコードから受け取り、交換サイトで好きな交換先を選べるデジタル金券・ポイントです。近年では株主優待でデジタルギフトを採用する企業も急増しており、多くの企業ではデジタルギフトの交換先にQUOカードPayが含まれています。
デジタルギフト型優待は、QUOカードPayのほかAmazonギフトカード・PayPayマネーライトなど好みの交換先を選べるのがメリットです。一方で交換期限(受取期限)が設定されている点はQUOカードPay直接受取型と同様のため、案内が届いたら早めに手続きするようにしましょう。
デジタルギフトの詳細ともらえる企業については下記の記事で紹介していますので合わせてご確認ください。

QUOカードPay優待を廃止(実質含む)した企業|改定・新設・廃止の把握に
参考として、導入後に廃止、または選択制からQUOカードPayを外して実質終了となった事例を掲載します。
(5248)テクノロジーズ
優待開始時期:2025/06/05にQUOカードPay優待を新設。
優待変更時期:2026/06/03に株主優待品の変更を発表。QUOカードPayから「選べるe-GIFT」へ変更し、QUOカードPayの直接進呈を終了。適用開始:2026年7月31日基準日分から。
IR:株主優待品の変更に関するお知らせ(2026/06/03)
(3738)ティーガイア
優待開始時期:2019年頃~(QUOカード/QUOカードPayの選択制に拡充:2023/08/30)
優待終了時期:2024/09/30付で株主優待制度を廃止(TOB関連)。
(9600)アイネット
優待概要:3月・9月基準でQUOカードPay/QUOカード(区分制)。
優待終了時期:2025/10/02に株主優待制度廃止を決議(公開買付成立を条件)。2026年3月より廃止。
IR:配当予想修正(無配)および株主優待制度廃止(2025/10/02)
(8894)REVOLUTION
優待開始時期:2024/10/23にQUOカードPay 60,000円/半期(年12万円)の新設を発表。
優待終了時期:2025/03/11に優待廃止を発表(一度も優待の実施なし)。
(9978)文教堂グループHD
優待変更:選択制(割引優待 or QUOカードPay)を廃止し、割引優待のみに一本化。
実質的にQUOカードPayをメニューから除外(=実質廃止)。適用開始:2023年8月31日基準分から。
IR:株主優待制度の変更(選択制廃止:2023/04/13)


