ポラリス・ホールディングス(3010)はスターアジアグループをスポンサーに迎えるホテルオペレーターで、株主優待はグループが運営する国内ホテルで使える「宿泊割引券(2,000円券)」です。対象は3,000株以上の株主で、チェックイン時に割引券の原本を提出すると、1枚につき税込金額から2,000円が割引されます。また、現地精算(ホテルで現地決済)であれば予約方法は問われないためホテル優待の中でも使い勝手がよい優待です。
*事前クレジット決済・前振込・旅行代理店等で精算する場合/お預り金・後日精算は利用対象外
対象ホテルはKOKO HOTEL、ベストウェスタン、バリュー・ザ・ホテル、ホテルウィングインターナショナルなどの国内ホテル(※一部除外施設あり)で、ミナシアとの経営統合により幅広く使えるのが魅力です。
この記事でわかること
- 株主優待の内容:宿泊割引券2,000円と、何株からもらえるか(3,000株〜)
- いつ届く?:発送時期(目安:6月末)と、有効期限(発行日の翌年6月末まで)
- どこで使える?:KOKO HOTEL、ホテルウィングインターナショナル、ほか対象ブランド
- 宿泊割引券の使い方:予約→チェックイン時提出→精算と、利用時の注意点
- KOKO HOTELSの会員プログラムの概要:KOKO FAMILYの概要(ステージ・特典・ポイント)
モーちゃんホテル株主優待銘柄のなかでは、ポラリスHDのようなホテル数規模で、総合利回りが4%台(10,000株保有時)に乗る水準は貴重です。(数値は2026年1月23日終値時点の概算)。
ホテル優待では、リソルホールディングスやサンフロンティア不動産など「宿泊割引券」型の優待銘柄もあります。合わせてご確認ください。




ポラリスHD株主優待の特徴・メリット
- ホテルの運営規模が大きい:ミナシアとの経営統合を含めグループが拡大しており、同社資料では2025年12月時点で運営ホテル数109件・客室数16,041室(国内・海外合計)として開示されています。(2025/12/26のIRを参照)
- 全国の主要都市で使える:札幌〜鹿児島まで、ビジネス・観光の定番エリアにグループホテルが点在しており、「どこかしらで使える」優待になっています。
- 除外日なし・有効期限が長め:公式説明では除外日なし、有効期限は「発行日の翌年6月末まで」と発送が6月末ごろであることを鑑みると約1年程度のため比較的長く、使いどころを探しやすいです。
- 他の割引券・クーポンと併用可能:同社発行の他の割引券・クーポンとの併用が認められており、セール料金+優待割引といった併用が条件次第でできる可能性があります。
- 優待+配当の総合利回りが4%台も:2026/1/23終値(189円)・配当予想4円(会社予想)ベースでは、10,000株保有時に優待利回り約2.12%+配当利回り約2.12%=総合利回り約4.23%と、ホテル優待銘柄としては見劣りしない水準です。
公式サイトリンク:株主優待制度(贈呈時期・有効期限・利用条件)
ポラリスHD株主優待はいつ届く?発送時期・有効期限
ポラリスHD(3010)の株主優待は年1回(基準日:3月31日)。基準日時点で3,000株以上保有している株主へ、宿泊割引券(2,000円券)が発送されます。
基準日・発送予定・有効期限(目安)
| 基準日 | 発送目安 | 有効期限(目安) |
|---|---|---|
| 3月31日 | 同年6月末(目途) | 発行日の翌年6月末まで |
ポラリスHDの基本データ・利回り
| 優待権利月 | 3月(年1回) |
|---|---|
| 株価 | 189円(2026/1/23 終値) |
| 単元株数 | 100株 |
| 優待獲得最低株数 | 3,000株 |
| 優待獲得最低投資額 | 56.7万円(3,000株×189円) |
| 年間配当金 | 4円(2026年3月期 会社予想・期末一括) |
| 配当利回り | 2.12%(上記株価ベース) |
| 優待利回りの目安 | 0.32%~2.12% |
| 総合利回りの目安 | 2.43%~4.23% |
※利回り計算例(2026/1/23終値189円ベース):10,000株保有で優待は2,000円券×20枚=4万円、配当予想は4円×10,000株=4万円(会社予想)。優待利回り=40,000円÷(10,000株×189円)≒2.12%、配当利回りも約2.12%で、総合利回りは約4.23%となります。
ポラリスHD株主優待の内容と金額
ポラリスHDの株主優待では、保有株数に応じてグループ運営ホテルで使える宿泊割引券(1枚2,000円)が年1回届きます。対象は3,000株以上保有の株主で、3,000株未満には優待はありません。スターアジアグループ傘下のホテルチェーンで使える「宿泊割引券型のホテル株主優待」という位置づけです。


| 保有株数 | 贈呈内容 | 優待利回りの目安* | 総合利回りの目安* |
|---|---|---|---|
| 3,000株 | 2,000円券 × 1枚(2,000円分) | 0.35% | 2.47% |
| 4,000株 | 2,000円券 × 2枚(4,000円分) | 0.53% | 2.65% |
| 5,000株 | 2,000円券 × 5枚(1万円分) | 1.06% | 3.17% |
| 10,000株 | 2,000円券 × 20枚(4万円分) | 2.12% | 4.23% |
| 50,000株 | 2,000円券 × 25枚(5万円分) | 0.53% | 2.65% |
| 100,000株 | 2,000円券 × 30枚(6万円分) | 0.32% | 2.43% |
*2026/1/23終値189円・1株配当4円(会社予想)を前提にした概算であり、株価・配当の前提が変わると利回りも変動します。最も優待利回りが高いのは10,000株区分で、優待+配当の総合利回りは約4.23%となります(背景を◎にしています)。



利回りだけで見ると10,000株が最も高いですが、1株189円だと189万円の資金が必要になりますので、ハードルも高めになります。
ポラリスHD株主優待はどこで使える?宿泊割引券の使い方と対象ホテル
ポラリスHDの宿泊割引券は、KOKO HOTELS(KOKO HOTEL)・ベストウェスタン・バリュー・ザ・ホテル・ホテルウィングインターナショナル・テンザホテルなどのうち、株主優待制度に対応しているホテルです。ミナシアとの経営統合によりホテルウィング・テンザホテルがKOKO HOTELSブランドに順次統合されており、スターアジアグループの国内ホテルチェーンとしても規模感が増している点が特徴です。
どこのホテルで使える?
2026年1月24日現在、以下のブランドを含む75施設で利用可能です(筆者が公式サイトの「宿泊割引券 利用可能施設一覧」を基に集計)。札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・金沢・京都・大阪・広島・高松・福岡・熊本など、ビジネス・観光需要の高いエリアに幅広く展開しています(対象の地域やホテルは増減があります)。
- KOKO HOTEL:46施設
- ベストウェスタンホテル:10施設
- バリュー・ザ・ホテル:4施設
- ホテルウィングインターナショナル:13施設
- その他:2施設
海外ホテルや一部国内ホテルは対象外のため、利用前に必ず公式サイトの「宿泊割引券 利用可能施設一覧」を確認しましょう。
使い方は?
基本的な利用の流れは次のとおりです。宿泊割引券は宿泊代(朝食付き宿泊を含む)に利用できます。
公式サイトリンク:株主優待ご利用の流れ
宿泊したいホテル・日程を決め、公式サイトや各ホテル予約サイト(楽天トラベル、じゃらんなど)、または電話などで予約します。予約方法は問いませんが、必ず「現地精算(現地決済)」を選択してください。事前カード決済はNGです。
※KOKO FAMILY(後述)に加入して公式サイトから予約すると10%引きなどの特典が受けられます
チェックイン時に宿泊割引券の原本をフロントへ提出すると、1枚につき2,000円が引かれます。公式には「1回のご利用対象金額に制限はない」とされているため、保有枚数の範囲で複数枚利用する形が基本です。大量利用する場合は念のためフロントで確認すると安心です。
宿泊割引券の支払い以外の残額を現金・クレジットカード等で支払います。
- 割引券は「現地精算」のみ利用可能。事前クレジット決済・事前振込、旅行代理店や旅行サイト経由での精算では利用できません。必ず「現地精算(当日精算)」で予約できるかを先に確認しましょう。
- 1枚につき税込金額から2,000円割引、お釣りは出ません(2,000円未満の精算では差額は放棄)。
- 利用金額に上限はなく、保有枚数の範囲で複数枚まとめて使うことができます。
- 海外ホテル・テナント飲食店など、ホテルが直接運営していない施設では利用不可です。
- 全国旅行支援や県民割等の公的割引との併用可否は、自治体ごとに条件が異なり、併用不可のケースもあるため、事前にホテル・自治体サイトで確認しましょう。
- 紛失・盗難時は再発行不可。発送された封筒ごと大切に保管する必要があります。
KOKO FAMILY(KOKO HOTELS公式ポイントプログラム)と株主優待の組み合わせ法
KOKO HOTELSグループでは、2025年10月1日から新ロイヤリティプログラム「KOKO FAMILY(ココ ファミリー)」がスタートしました。会員登録(無料)でKOKO HOTELだけでなく、ホテルウィングインターナショナル/テンザホテル/VALUE THE HOTELまで共通で使えるステージ制の会員プログラムで、公式予約で宿泊を重ねるほどポイント還元率や特典がアップする仕組みです。
公式サイトリンク:KOKO FAMILY | KOKO HOTELS
一方で、ポラリスHDの株主優待(宿泊割引券・1枚2,000円)は、同じグループホテルで使える「現地精算専用クーポン」です。株主優待で実際の支払額を下げつつ、KOKO FAMILYでポイントや会員特典も享受することで、宿泊コストを効率よく抑えられる可能性があります。
KOKO FAMILYのステージと基本特典
会員登録(無料)で会員価格(例:10%OFF)やポイント付与が用意されており、公式予約を使う人ほどメリットが出やすい仕組みです。
| ステージ | 年間累計ポイント条件 | ポイント付与率 | 主な特典 |
|---|---|---|---|
| Welcome | 入会直後(条件なし) | 3% | 公式サイト通常料金から10%OFF/レイトチェックアウト1時間無料 |
| Friend | 年間累計1,000ポイント以上 | 5% | Welcome特典+ポイント還元率アップ |
| Partner | 年間累計10,000ポイント以上 | 8% | Friend特典+アーリーチェックイン1時間無料 |
| Family | 年間累計30,000ポイント以上 | 10% | 最大10%ポイント還元+アーリーチェックイン・レイトチェックアウト1時間無料 |
対象ホテルは、KOKO HOTELS・ホテルウィングインターナショナル・テンザホテル・VALUE THE HOTELなど、ポラリスHDグループの主要ホテルブランド。入会費・年会費は無料で、公式サイトから会員登録すればすぐにWelcomeステージとして利用できます。
公式ページでは、会員限定10%OFF+ポイント還元+レイトチェックアウト/アーリーチェックインに加え、「選べるギフト」プレゼントや会員限定キャンペーン、高還元キャッシュバック、KOKO Selectionの商品を会員価格で購入できる特典なども案内されています。
KOKO FAMILYの基本の流れ(ポイントの貯まり方・使い方)
KOKO HOTELS公式サイトからKOKO FAMILY会員登録を行い、マイページを作成します(メールアドレスなどで登録・年会費無料)。
宿泊したいKOKO HOTEL/ホテルウィングインターナショナル/テンザホテル/VALUE THE HOTELを選び、会員ログインした状態で公式サイトから予約します。この時点で通常料金から10%OFFの会員価格が適用されます。
チェックイン時に株主優待宿泊割引券(2,000円券)をフロントへ提出して会計から値引きします。
チェックアウト後、税抜宿泊代金に対してステージ別の還元率(3〜10%)でポイントが付与されます。ポイントは原則、チェックアウト翌日に付与され、有効期限はチェックアウト日より2年間です。
貯まったポイントは1ポイント=1円として、公式サイトからのオンライン予約などで使用できます(一部条件あり)。
「朝食付きプラン」を現地精算で予約すれば、株主優待券で朝食代込みの宿泊費を支払うことが可能です。素泊まりで予約し、当日フロントで朝食を追加する場合も、部屋付けにしてチェックアウト時に精算すれば優待券やポイントが使えます。
入会日を起点とした1年間の累計獲得ポイント数に応じて、翌年度のステージ(Welcome/Friend/Partner/Family)が決定します。年度途中でもポイント条件を満たせば即時ランクアップされる仕組みです。
- 株主優待宿泊割引券は「現地精算」のみ利用可です。事前クレジット決済や旅行サイト経由での事前払いでは使えません。
- KOKO FAMILYのポイント・特典は「公式サイト+会員ログイン予約」が前提です。旅行サイトや旅行代理店経由の予約では、会員価格やポイント付与の対象外となる場合があります。
- KOKO FAMILYのポイントはチェックアウト翌日付与・有効期限2年など細かなルールがあります。ポイントの失効やキャッシュバック条件の変更もあり得るため、会員規約と最新のキャンペーン情報を定期的にチェックしておくと安心です。
- 有効期限(宿泊割引券・ポイントともに)は、会員規約や優待案内で必ず最新情報を確認してください。有効期限を過ぎると失効します。
まとめ
ポラリス・ホールディングスの株主優待は、全国展開するグループホテルで使える宿泊割引券です。
2026/1/23終値(189円)・配当予想4円ベースでは、10,000株保有時に優待利回り約2.12%+配当利回り約2.12%=総合利回り約4.23%と、ホテルをよく使う株主には魅力的な水準です。最低でも3,000株以上、最高利回りは10,000株以上というハードルは高めですが、KOKO HOTELやホテルウィングインターナショナルといったブランドを日常的に利用する人にとっては、実用度の高いホテル優待と言えます。
実際に投資を検討する際は、ポラリスHD自体の業績・財務・中期経営計画なども合わせてチェックし、「ホテル優待の使い方」×「ポートフォリオ全体のバランス」で判断しましょう。


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