イオンラウンジは、対象の株主・イオンカード会員(年100万円達成)が予約制で使える会員専用スペース。月8回/1回30分/同伴1名が基本ルールで、無料ドリンク(2025年10月29日〜 セルフ方式・時間内おかわり可/店舗差あり)や静かな休憩環境が魅力です。本記事は条件の要点→予約の手順→取れない時のコツ→家族での同時利用の順で、最新ルールを整理しました。
更新履歴
- 2025年9月16日:10月29日〜ドリンク提供がセルフ(時間内おかわり可)に変更/予約は枠終了10分前まで・チェックインは5分前までに変更。
- 2025年9月14日:新規公開

イオンラウンジの利用条件まとめ|イオンの株主・イオンカード
イオンラウンジを利用するには、イオンの株主/イオンカード(年100万円達成)のいずれか、または両方の資格を満たしている必要があります。
利用条件 | 回数・同伴 | 特記事項 |
---|---|---|
イオンの株主(オーナーズ) | 月8回・30分・同伴1名 | 対象会社・株数は下記一覧へ |
イオンカード会員(年100万円達成) | 月8回・30分・同伴1名 | 判定期間は毎年1/11〜翌1/10。対象決済/対象外は後述 |
株主+カードの両方を満たす | (理論上)月16回・30分・同伴1名 | ただし、同一人物による予約は同一時間枠は1回・1日1回の制約は残る。 |
イオンラウンジの基本ルール|予約方法・回数(月8回)・同伴1名
イオンラウンジの予約はiAEONまたは店頭タブレットで行います。以下の表で、基本ルールを整理しました。
予約 | 必須(iAEON または 店頭タブレット) |
---|---|
利用回数 | 月8回/1日1回(複数資格でも同一時間枠は1回) |
利用時間 | 30分/回(遅刻時は枠終了時刻まで) |
同伴者 | 1名まで(年齢の扱いは店舗差あり) |
時間枠 | 1日14枠(開始時刻・間隔は店舗差あり) 例:総合スーパー 10:00–18:00(※一部の店舗 10:00~18:05)/モール 10:30–18:30(※一部の店舗 10:30~18:35) 【10/29〜】予約は枠終了10分前まで/チェックインは5分前まで |
サービス | 無料ドリンク等(内容は店舗差あり/持出不可) 【10/29〜】無料ドリンクはセルフ方式/時間内おかわり可 |
電源/Wi-Fi | 席・店舗によって差あり。充電不可の店舗も。 |
マナー | 静粛/通話・音出し不可/飲食物持込不可(館内テイクアウト等も不可)/18歳未満のみでの利用不可 |
キャンセル | 開始直前まで取消可。無断不利用は1回分消化 |
利用条件と対象者|イオン株主・イオンカード(年100万円)
ラウンジを使えるのは①イオン株主と②イオンカード年100万円達成者。株主は会社別の必要株数、カードは対象券種+年間100万円達成が条件。判定月/判定期間、家族カードの取り扱いもここで確認します。
A) 株主の条件|必要株数と権利確定日
権利確定日に対象株数を保有し株主名簿に記載されると、オーナーズ(カード/アプリ)をiAEONに登録して順次予約が可能になります。開始時期の目安は2月末基準→5月ごろ/8月末基準→11月ごろです。
会社 | 必要株数 | 権利日 |
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イオン(8267) | 100株以上 | 2月末・8月末 |
イオン九州(2653) キャンドゥ(2698) イオンファンタジー(4343) マックスバリュ東海(8198) | 100株以上 | 2月末 |
イオンフィナンシャルサービス(8570) ミニストップ(9946) | 200株以上 | 2月末 |
イオン北海道(7512) | 500株以上 | 2月末 |
ジーフット(2686) | 1,000株以上 | 2月末 |
コックス(9876) | 1,500株以上 | 2月末 |
B) イオンカード年100万円の条件|対象決済と期間
年間100万円(税込)以上の利用で翌年度のイオンラウンジ入室資格(月8回・同伴1名・30分)が付与されます。判定の対象/対象外や案内時期、初回登録に使う12桁のお問い合わせコードの探し方まで、要点を1枚で把握できるよう整理しました。
項目 | 内容(カード会員のラウンジ資格) |
---|---|
判定期間 | 毎年1/11〜翌1/10の利用実績で判定(カード請求ベース:3月請求〜翌2月請求に相当)。 |
達成条件 | 年間100万円(税込)以上の利用で翌年度対象。ゴールド会員も条件達成が必須。 |
合算対象 | ①クレジットカードのカードショッピング決済 ②同カードに紐づく電子マネーWAONの決済 ③AEON Pay(スマホ決済)の利用額。 |
合算対象外 | WAON/AEON Payへの各種チャージ、モバイルWAON/Apple PayのWAON利用分などは対象外。 |
家族カードの扱い | 家族カードの利用分は本カードへ合算。一方、複数の本人カード同士の合算は不可。 |
対象券種 | 対象になるイオンカード(ゴールド含む)は公式リストを参照。(PDF)対象券種一覧(2025年1月時点) |
案内時期 | 資格付与者へ毎年4月下旬にメール/ハガキ等で案内。以降、iAEONで登録→予約が可能。 |
利用期間の目安 | 案内後の当年5月〜翌年4月がその年度の利用期間(店舗・年度の告知に従う)。 |
初回登録に必要な番号 | お問い合わせコード(12桁)=ラウンジ利用番号。イオンウォレット/暮らしのマネーサイト/明細で確認可。 |
iAEONでの予約からチェックイン・チェックアウトまでの手順
公式の手順に沿って、初回登録→予約(スマホ/店頭)→チェックイン→チェックアウトの流れをまとめました。詳細は「イオンラウンジ利用方法」公式ページで図解つきで確認できます。
1) iAEONのラウンジ画面を開く → 2) 「ラウンジ利用番号」を登録(イオン(株)株主=オーナーズカード番号(11桁)/イオンカード会員=お問い合わせコード(12桁))。
※12桁コードの確認方法は公式PDF参照。
スマホで予約の場合
①店舗選択→②日付選択→③時間帯選択→④人数(同伴を含め)→⑤内容確認→⑥予約完了→⑦チェックインQRが表示(次回以降も表示可)。
※図解手順:公式ガイド内「STEP1 事前予約」
店頭で予約の場合
店頭タブレット「ご予約されていないお客さま」から、ラウンジQR読み取り or ラウンジ利用番号入力で予約→受付レシートを受取(チェックインで使用)。
※図解手順:同ページ内「店頭で予約」
店頭タブレット「ご予約済みのお客さま」→チェックイン→QR読み取りまたはチェックイン番号(8桁)入力→チェックインレシートを受取・スタッフに提示して入室。
※図解手順:公式ガイド内「STEP2 チェックイン」
退室時は店頭案内に従い、店頭タブレットでチェックアウト操作を行います(混雑時の回転・空き枠復活のため)。店舗掲示に従ってください。
イオンラウンジの予約が取れない時の対処法|“朝9時更新”の狙い目と2週間先の開放
「いつ見ても満枠…」を減らすための実践テクをまとめました。以下は公式の確約ではなく、運用傾向を整理した“ねらい目”です。店舗や日によって差がある前提で、あなたの最寄り店のパターンを観察しながら活用してください。
シーン | ねらい目 | 何が起きる? | やること |
---|---|---|---|
ローリング開放(2週間先) | 朝9:00前後(±10分) | 「常に2週間先まで」表示の店舗で、最終表示日が+1日延びる更新が起きやすい。 | 8:55〜9:10の間に再読込を複数回。最終日が1日伸びたら、即座に新日付の空き枠を確保。 |
当日朝の調整 | 開店前〜開店直後(例:9:30〜10:15) | 席数/スタッフ配置の確定やシステム反映で、当日の空きが増えることがある。 | 開店前後に当日分だけフィルタして◯に変わった時間を素早く確保。 |
直前キャンセルの放出 | 各枠の15〜30分前 | 直前キャンセルやチェックアウトの反映で、空きが戻ることがある。 | 狙う回の30分前から数回更新。入店までの導線(店舗距離)も考えて即予約→移動。 |
平日の狙い目 | 午前中/夕方遅め | 利用が分散しやすく、◯が出やすい傾向。 | まずはこの帯で候補を作り、土日分が取れない時の代替日に回す。 |
ここで記載した情報は公式の確約ではなく、店舗・日・システム状況により時刻や挙動は変わります。
家族で同時入室するには|別名義2枠の取り方(2名×2件)
家族で一緒に入りたいときは、大人が別名義の「利用資格」をそれぞれ持ち、同時刻に2件の予約(=2枠)を取るの方法があります。規約の範囲内ですが、店舗運用や当日の混雑で対応が変わることがあるため、現地掲示・スタッフ案内を最優先してください。
規約の範囲ですが、店舗裁量で導線・座席誘導が異なる場合があります。連席は保証されません。スタッフ案内に従ってください。
前提条件(ここが満たせないと同時入室は不可)
- 別名義の入室資格が2つあること(例:
・配偶者A=イオン(株)の株主/配偶者B=イオンカード年100万円達成
・配偶者A=イオン(株)の株主/配偶者B=イオン九州などグループ他社の株主
※「株主本会員+家族カード」は1資格扱い。家族カードだけで別枠は取れません。) - 各人のiAEONアカウントに、それぞれのラウンジ利用番号(オーナーズ番号/お問い合わせコード)を登録済み。
- 1人1日1回・同一時間枠は1回という基本ルールは厳守(片方の名義で2枠は不可)。
やり方(段取り)
- 手順1|同じ店舗・同じ時間帯を、各名義で1件ずつ予約(例:10:30–11:00を2件)。
- 手順2|同伴の割り振り:各予約に同伴1名を付ける(例:A名義=親A+子1、B名義=親B+子2)。
- 手順3|入室時の動線:それぞれのQR/チェックイン番号で受付→スタッフに「家族で同時入室の2予約」である旨を一言伝えると座席誘導がスムーズ。
- 手順4|遅刻に注意:枠終了時刻が上限なので、どちらかが遅れると全体の滞在時間が短くなります。
よくある失敗と対処法|「予約資格がありません」や家族カードの扱い
つまずきやすいポイントを先回りで回避。年度更新で資格が外れるケース、家族カードでの予約不可、同伴年齢の数え方、満枠時のリカバリーをケース別に解決します。
- 「予約資格がありません」表示:年度更新で対象外の可能性。お問い合わせコードの再確認・再登録、判定時期(株主は2/末・8/末、カードは1/11〜翌1/10)を点検。お問い合わせコードの確認方法(公式PDF)
- 家族カードでの単独予約:予約は原則本人資格で。家族カードは同伴が基本(店舗運用に従う)。
- 同伴者の年齢カウント:店舗により掲示が異なるため、迷う場合は店舗へ事前確認。
- 満枠問題:14枠の時間一覧を把握し、直前キャンセル・チェックアウトによる空き復活も随時確認。
イオンラウンジ設置店舗の探し方|対象モール・営業時間の確認
公式の店舗一覧から、最寄りの設置有無・営業時間・予約方法をチェック。モール/総合スーパーでの運用差や、最新の休止/再開情報の見方も押さえましょう。
まとめ
- 利用条件は2つ:株主になる(会社別の所定株数)/イオンカード(年間100万円・判定1/11〜翌1/10)。
- 共通ルール:予約必須/月8回・30分・同伴1名。遅刻は枠終了まで・無断不利用は消化。
- 複数資格なら回数UP:例)株主+カード=月16回(ただし同一時間枠1回/1日1回)。
- 2025年10月29日改定:ドリンクはセルフ方式で時間内おかわり可。予約は枠終了10分前まで/チェックインは5分前まで。
- 店舗差に注意:ドリンク種類・年齢の扱い・電源/Wi-Fi等は掲示に従う。疑問点は店舗ページで確認。

