外食株主優待の代表格であるすかいらーくホールディングス(証券コード3197)の株主優待は、2025年から紙の「株主様ご優待カード」を廃止し、スマホで使える「株主優待券(電子チケット)」に完全移行しました。ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサンに加え、北九州発祥の資さんうどんなど、すかいらーくグループ各店で1円単位で支払いに使えるのが特徴です。
本記事では【2025年最新】すかいらーく株主優待(電子チケット)の内容・利回り・いつ届くか・いつまでに株を買えば間に合うかに加え、資さんうどんを含む使える店舗・電子チケットの使い方・クーポンやジェフグルメカード/デジタルギフトとの併用テクまで、外食費の節約という視点からまとめます。
この記事でわかること
- すかいらーく株主優待(電子チケット)の最新内容・利回り
- いつまでに株を買えば株主優待がもらえるのか(権利確定日・権利付き最終日の考え方)
- いつ届く・有効期限はいつまでか(発送スケジュールと有効期限の目安)
- 資さんうどん・テイクアウト・宅配など、どこまで使えるか/使えないか(対応ブランド・サービス一覧)
- 株主優待とアプリクーポン・プラチナパスポート・ジェフグルメカード・デジタルギフト(すかいらーくご優待券)の併用パターンと支払い順序
(3197)すかいらーくHD株主優待の基本データ・利回り【2025年11月時点】
まずは、2025年11月時点の株価水準と、配当+株主優待でどの程度の利回りになるかをざっくり整理します。
| 優待権利月 | 6月末・12月末(年2回) |
|---|---|
| 株価 | 3,700円(2025/11/28 終値) |
| 単元株数 | 100株 |
| 年間配当金 | 22円(2025年12月期会社予想) |
| 配当利回り | 0.59%(= 22円 ÷ 3,700円) |
| 優待利回り | 0.86%~1.08%(区分別は後述) |
| 総合利回り | 1.45%~1.67%(= 配当 0.59% + 優待利回り) |
モーちゃん2025年11月時点の株価3,700円前後は、すかいらーくの過去レンジではやや高値圏で、総合利回りも1%台半ばと控えめです。ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉などにどれくらい行くか、家族の外食頻度とあわせて検討すると判断しやすいと思います。
※優待利回り・総合利回りは日々の株価で変動します。算定は2025/11/28の終値を前提とした目安です。
すかいらーく株主優待(電子チケット)はいつ届く?到着時期・有効期限・注意点
保有株式数に応じて年2回の「株主優待券(電子チケット)」が進呈されます。なお、2025年9月発送分(2025年6月末権利)から、従来の「株主様ご優待カード」は廃止されました。



下記は私が2025年9月発送分で実際に受け取ったすかいらーく株主優待券(電子チケット)の案内紙です。QRコードとバーコードが印字されていますので、イメージの参考にしてください。


- 封筒に「株主優待券(電子チケット)」の紙が同封されている
- 紙に印字されたQRコードをスマホで読み取ると、専用ページが開く
- 専用ページ上でバーコードを表示し、レジやセルフレジでスキャンして使う
- 紙のままでも、バーコード部分をレジで読み取ってもらえば利用可能
いくらもらえる?株主優待(電子チケット)の金額と優待利回り
| 保有株式数 | 各回(半期) | 年間合計 |
|---|---|---|
| 100株以上 | 2,000円 | 4,000円 (1.08%) |
| 300株以上 | 5,000円 | 10,000円 (0.90%) |
| 500株以上 | 8,000円 | 16,000円 (0.86%) |
| 1,000株以上 | 17,000円 | 34,000円 (0.91%) |
表のカッコ内は優待利回り(株価3,700円前提:優待額 ÷ {株価×保有株数}×100)。
背景に◎があるのが最高利回り(100株以上)です。
いつまでに買えばすかいらーく株主優待がもらえる?
すかいらーくHDの株主優待の権利確定月は「6月末・12月末」です。ただし、「権利確定日=その日に買えば間に合う」わけではなく、権利付き最終日(権利確定日の2営業日前)までに株を買っておく必要があります。
- 権利確定月:6月末・12月末
- 権利付き最終日:それぞれの月末2営業日前(この日までに「買付」が約定していればOK)
- 権利落ち日:権利付き最終日の翌営業日(この日からは優待の権利は付かない)
いつ届く?発送タイミング
- 6月末権利分:9月中旬ごろ発送(実際の到着は9月中旬〜下旬)
- 12月末権利分:翌年3月中旬ごろ発送(到着は3月中旬〜下旬)
いつまで使える?有効期限
・約1年間(3月発送分:翌年3月31日/9月発送分:翌年9月30日)
電子チケット化で変わったポイント
- 1円単位で使える:お会計(税込)の範囲で、優待残高から1円単位で値引き可能(端数まできっちり使える)
- スマホでも紙でも使える:スマホがあればバーコード表示、スマホが苦手な家族は紙の優待券をレジで提示するだけでもOK
- 残高・利用履歴が見やすい:スマホ画面やレシート、専用サイト、コールセンターなどで残高を確認できる
- 家族とシェアしやすい:プレゼント機能(500円単位)やシェア機能で、URLをLINEやメール等で共有し、家族それぞれのスマホに登録しておくことも可能
電子化と言っても「スマホがないと使えない」わけではなく、紙のバーコード提示だけでも十分に利用可能です。スマホに読み込んでおくと、残高管理や家族との共有がぐっと楽になります。
QRコードをスマホで読み取って専用ページへアクセスしたら、ブラウザの「ブックマーク」や「ホーム画面に追加」をしておくと、次回以降はアプリ感覚で呼び出せます。
封筒ごと捨ててしまうとQRコードが分からなくなるため、開封後もしばらく保管しておくのがおすすめです。
すかいらーく株主優待券(電子チケット)の使い方と機能
支払方法(スマホ/紙)
会計時にスマホもしくは紙で電子チケットのバーコードを提示することで、1円単位で支払いに充当できます。
- スマホ:紙に印字されているQRコードを事前に読み込むことで、スマホで電子チケットのバーコードが表示可能。会計時にそのバーコードを提示して支払い。
- 紙:紙に印字されているバーコードをレジで提示して支払い。従来のカードに近い運用感。
株主優待(電子チケット)で値引きした分には、すかいらーくポイントや他社ポイント(Vポイント・dポイント・楽天ポイント)は付与されません。
ポイントが付くのは、株主優待などで値引きしたあとの「実際の支払金額」部分のみです。
スマホの機能
スマホでは下記の3つの機能が利用できます。2番目と3番目は新機能で、家族での集約・分担がしやすくなりました。
- 画面上で、残高、利用履歴、有効期限などを確認できる
- 優待券の残高を家族や友人などにプレゼント(残高の一部を相手へ送る)できる
- プレゼントは500円単位
- プレゼントを登録する際にURLが発行されるので、そのURLをコピーして利用者へ送信
- 株主優待券を、家族などで共有(優待券自体を家族とシェア)できる
- 家族などが各自のスマホで共有する株主優待券のQRコードを読み取る
- 株主優待券のURLを家族などに送信
どこで使える?ガスト〜「資さんうどん」までの対応ブランド・使える店舗一覧
株主優待券(電子チケット)が使えるのは、すかいらーくグループ各社が運営するレストラン(一部店舗を除く)です。主なブランドは次のとおりです。
- 株式会社すかいらーくレストランツ
ガスト/バーミヤン/しゃぶ葉/ジョナサン/夢庵/ステーキガスト/から好し/むさしの森珈琲/藍屋/グラッチェガーデンズ/魚屋路/chawan/ラ・オハナ/とんから亭/三〇三(みわみ) など - ニラックス株式会社(一部店舗を除く)
グランブッフェ、フェスタガーデンなどのブッフェ業態(一部対象外店舗あり) - 株式会社トマトアンドアソシエイツ
じゅうじゅうカルビ、トマト&オニオン など - 株式会社資さん(一部店舗を除く)
北九州発祥の「資さんうどん」でも利用可能。ただし一部店舗(古賀店・上津バイパス店・今福鶴見店・尼崎アマドゥ店・八代旭中央通店・明石二見店・南津守店・大村西本町店)は対象外
【一覧】すかいらーく株主優待はテイクアウト・宅配で使える?使える/使えないサービス
株主優待(電子チケット)が「これは使える?」「これはダメ?」と迷いやすいポイントを、公式の注意事項をもとに整理しました。
| 店内飲食(有人レジ/セルフレジ) | 利用可(1円単位で利用可能) |
|---|---|
| 店内飲食(テーブル決済) | 利用不可 |
| テイクアウト | 利用可(持ち帰りも優待残高の範囲で1円単位割引) |
| 宅配サービス | 利用不可 |
| 通販商品 | 利用不可 |
| 売店商品 | 利用不可(レジ横の物販や一部テイクアウト専用商品など) |
| フロプレステージュ | 利用不可(ケーキ・タルト販売店は対象外) |
すかいらーく株主優待の併用ルールと支払い順序|アプリクーポン・プラチナパスポート・ジェフグルメカード・すかいらーくご優待券
すかいらーく株主優待(電子チケット)は、すかいらーくアプリや新聞の折り込み等のクーポン・プラチナパスポート・ジェフグルメカード(JGC)・デジタルギフト(すかいらーくご優待券)などと併用できる外食株主優待です。この章では、「クーポンやポイントとどう併用するか」「どの順番で出すと一番お得か」という具体的な支払い順序と併用パターンを整理します。
支払い順序とポイント付与の基本
まずは5%オフのプラチナパスポートや、アプリ・紙の%割引クーポン/商品引換クーポンで会計金額を下げます。
デジタルギフト(すかいらーくご優待券)がある方は、割引後の金額に対して500円単位で充当し、自己負担額をできるだけ小さくします。おつりが出ないため残額が500円未満になれば使用できません。有効期限が近いご優待券から優先的に使うと、失効リスクを抑えられます。
残った金額を、株主優待(電子チケット)、ジェフグルメカード、クレジットカードやコード決済などで支払います。この段階では、有効期限の近い株主優待から1円単位で充当し、最後の端数をJGCやクレカで払うとムダが出にくくなります。
すかいらーくポイント・Vポイント・dポイント・楽天ポイントなどは、いずれも「各種値引き後の支払金額(税込)」が付与対象です。
株主優待・アプリクーポン・プラチナパスポート・すかいらーくご優待券などで割り引いた分にはポイントは付かず、最後に現金やクレカ・QRコード・JGCなどで払った残額に対してのみポイントが貯まります。
Step1:すかいらーくアプリクーポン・プラチナパスポートとの併用
すかいらーくグループでは、株主優待(電子チケット)と、すかいらーくアプリのクーポン/紙のクーポン冊子/60歳以上限定「プラチナパスポート」を基本的に併用できます。公式FAQでも、株主優待券は各種%割引サービスとの併用可と案内されています。
- アプリクーポン&株主優待の併用
アプリ・冊子クーポンには、「ほかの%割引と併用不可」「1会計1枚まで」などの条件が付くものもあります。株主優待側は併用OKでも、クーポン側の注意書きを必ず確認しましょう。 - プラチナパスポートの表示方法
すかいらーくアプリに60歳以上の生年月日を登録しておくと、プラチナパスポートのバーコードが自動表示されます。会計時は、プラチナパスポート → アプリクーポン → すかいらーくご優待券 → 株主優待 → JGC・残額決済という流れをイメージしておくとスムーズです。
割引やクーポンの条件は、ブランド・店舗・クーポンの種類によって細かい違いがあります。実際に併用する際は、アプリ・冊子の注意事項や店頭の案内を確認し、不明点はレジでスタッフに相談すると安心です。
Step2:デジタルギフト(すかいらーくご優待券)との併用【500円単位・おつりなし】
デジタルギフトがもらえる株主優待やポイントサイト・キャンペーンなどで受け取ったギフトを、交換先として「すかいらーくご優待券」にしている方も多いと思います。株主優待(電子チケット)とすかいらーくご優待券は、同じ会計内で組み合わせて利用できます。
すかいらーくご優待券は、メールやLINEギフトなどで受け取れる残高型のデジタルお食事券です。
- 利用できる店舗:全国のすかいらーくグループ各店(一部店舗除く)。ガスト/バーミヤン/しゃぶ葉/ジョナサン/夢庵など、多くのブランドで利用可能。
- 利用単位:500円単位で会計から値引き(株主優待の電子チケットは1円単位なので、挙動が異なります)。
- 有効期限:発行からおおむね180日程度(サービスや発行タイミングにより変動)。
- ポイント付与:すかいらーくご優待券で支払った分には、すかいらーくポイント/Vポイント/dポイント/楽天ポイントはいずれも付かず、差額を現金やクレカ・QRコード・JGCで支払った分のみポイント対象。
すかいらーくご優待券で支払っても「おつり」は出ません。会計金額と券面のバランスを見ながら、まずはご優待券(500円単位)でざっくり値引き → 株主優待(1円単位)で微調整 → 残額を現金・クレカ・JGCで支払うイメージにすると、ムダなく使い切りやすくなります。
また、すかいらーくご優待券はクーポンや%割引券との併用可否がやや複雑です。デジタルギフト各社の説明や、すかいらーく優待券サービスの利用規約では、5〜25%割引券や一部クーポンとの併用NGと明記されているケースもあるため、利用前に最新の注意事項を確認しておくと安心です。
デジタルギフト全般の株主優待については、別記事で詳しくまとめています。すかいらーくご優待券以外のデジタルギフト優待を探したい方は、あわせてご覧ください。


なお、ガストなどすかいらーくグループではQUOカードPayは利用不可です。一方で、QUOカードPayがもらえる株主優待は別記事で一覧化していますので、コンビニやドラッグストアで使えるデジタルギフト優待を探したい方はそちらもチェックしてみてください。


Step3:ジェフグルメカード(JGC)と株主優待の併用【おつりが出る】
ジェフグルメカード(JGC)は、現金同等の食事券として扱われ、おつりが出るのが最大の特徴です。株主優待だけでは支払い額が足りないときの端数調整用ツールとして相性が良いです。
すかいらーくレストランツの全店で利用可(ガスト・バーミヤン・ジョナサン・夢庵・しゃぶ葉など)。
デリバリー(すかいらーくの宅配サイトなど店舗直営の宅配)でも利用可(一部店舗を除く)。
ニラックスや一部ショッピングセンター専門店は、店舗ごとに利用可否が分かれる。
資さんうどんやトマトアンドアソシエイツ(じゅうじゅうカルビ・トマト&オニオン等)では利用不可。
- おすすめの使い方
①クーポン・プラチナパスポート → ②株主優待やすかいらーくご優待券でギリギリまで値引き → ③残った数百円をJGCで支払い&おつりを受け取る、という流れにすると、現金の持ち出しをほぼゼロに近づけやすくなります。 - セルフレジは要注意
JGCはセルフレジでは使えない店舗が多く、基本的には有人レジでの対応と考えておくと安心です。
JGC利用分は、原則としてポイント付与の対象になりますが、細かい条件はブランド・店舗によって異なる場合があります。ポイント付与条件やJGCの利用可否は、公式サイトや店頭の案内であらかじめ確認しておきましょう。
ジェフグルメカード自体を株主優待でもらえる銘柄については、八洲電機の拡充IRをもとにまとめた記事があります。「JGCをどのくらい確保できるか」を考えたい方は、あわせてご覧ください。


すかいらーく株主優待(電子チケット)のまとめ
- 2025年9月から電子チケット化、1円単位で使えて資さんうどんも対象
- 利回りは100株帯が最大、外食頻度次第で“あり”
- クーポン・デジタルギフト・JGC併用で実質負担をかなり圧縮できる
本記事の内容は執筆時点の情報をもとにした一般的な解説であり、将来の株主優待・配当・株価を保証するものではありません。投資判断は、ご自身の投資方針・リスク許容度・最新のIR情報を確認したうえで、必ずご自身の責任で行ってください。

